城下町高梁

鎌倉時代から約750年の歴史と伝統をもち城下町として栄えた高梁

朝霧の中の高梁　大久保峠より

右手に高梁川を見ながら走る国道180号線を左折（東に）小高下谷川沿いを少し行って右折すると、左手に武家屋敷が見えてきて右手に駐車場あり

石火矢町ふるさと村

武家屋敷共通入館券400円

格式ある門構えの家並みが250ｍほど続きます

武家屋敷　旧折井家

170年前天保年間に建てられた母屋と長屋門　中庭の池や庭石、踏み石は昔のまま

武家屋敷　旧埴原家

市指定重要文化財

江戸中期、近習役や番頭役を勤めた武士の住宅

幅二間の式台のある玄関と雲と梅鉢の家紋を彫刻している蟇股

入母屋造りの平屋建て

備中松山城

市街地北端の臥牛山に築かれた現存する山城としては最も高い標高430ｍの所に建つ国指定重要文化財、備中松山城は8合目（ふいご峠）までしか車があがれません
（土日祝日は１合目駐車場、城見櫓公園まで、そこからシャトルバス300円）

８合目から頂上までは徒歩での登城となります
道はかなり急坂で石階段の高低差も大きいのでスニーカーなどが好ましいです

土塀

大手門跡

二の丸からの景色

急な坂と石段を20分ここまで登るのかなり大変でした
本丸に高梁茶のサービスがありました、自動販売機はないのでとても有難かったです

天守閣・五の平櫓・六の平櫓

備中松山城　天守閣　入場300円

天守の現存する山城としては随一の高さを誇り城内には天守・二重櫓・土塀の一部が現存

天守　木造本瓦葺二層二階

一階には囲炉裏と装束の間　囲炉裏がある天守内は初めて見ました

頼久寺　　国指定・名勝

1339年に足利尊氏が安国寺として建立　小堀遠州による蓬莱式枯山水の庭園は国の名勝

愛宕山を借景し白砂敷の中央に鶴島、後方に亀島
山畔沿いにサツキの大刈込みで青海波を表現
1600年に小堀遠州が作庭したものですが現在まで保存されているのはみごとです

建立当時よりの石灯籠もあります

高梁キリスト教会堂

紺屋川美観地区の一角にある木造の教会で県内では最も古くりっぱなたたずまい

高梁の町と高梁川の間にある国道180号にはこのような風情のある歩道がずっと続いています

朝、通った時には朝靄の中に隠れていた臥牛山
大久保峠からですが備中松山城が見えているような？
肉眼ではまったく分かりませんがデジタルズーム13.8倍でなんとかお城の輪郭がなんとかわかります