Tokoの夢物語!写真と旅行記

但馬の旅【2】

玄武洞公園・余部鉄橋・湯村温泉

玄武洞公園

玄武洞公園

兵庫県豊岡市にある玄武洞公園

玄武洞公園地図

玄武洞公園 円山川の東岸に5つの洞があります

玄武洞

玄武洞

玄武洞は160万年前に起こった火山活動でマグマが冷え固まる時に
規則正しいきれいな割れ目をつくりだしたものです

6000年前、波に洗われて姿を現し人々が玄武岩を取ったために洞となったものです
節理(岩に出来ているある決まった方向の割れ目)はマグマが冷えるとき起きた熱対流の
動きを教える模式地であり、いろいろな姿を見せる熱対流の化石

玄武洞

玄武岩の断面はほぼ正六角形で柱のように積み重なって六角の柱を並べたように見えます
このような並び方を柱状節理(ちゅうじょうせつり)と呼ぶそうです

六角柱の出来るしくみ
熔岩が冷える時起きる対流のうずは大きなものは分裂し
小さいものは消えて殆ど同じ大きさで並び
冷えるにしたがって小さくなろうとして収縮し互いに引っ張りあって6角形をつくり出します

青龍洞

青龍洞

玄武洞の中では最も長い節理がみられる
洞の高さ33メートル、巾40メートルで石柱は中央に向かって傾斜しており
長い節理は一個で15メートルに及ぶものもあります
龍の昇姿に似ていることから名付けられたものです

青龍洞

今も残っている南を向く磁性は、世界の地球科学の歴史を学ぶ大事なところで
その美しさは日本を代表し、世界に誇る地球の神秘です

玄武洞公園

昭和6年(1931年)玄武洞と青龍洞は国の天然記念物に指定
昭和38年(1963年)周辺一体が山陰海岸国立公園に指定

整備工事中だったので2つの洞しか行けなかったのは残念です

コウノトリの郷公園

9月にも行った兵庫県立コウノトリの郷公園
そのときは残念ながらコウノトリは飛ばなかった

どうしても雄大に飛ぶ姿を見たかったので再び兵庫県立コウノトリの郷公園へ行きました

水に映るコウノトリ

水に映る姿を眺めているのでしょうか

朝靄の中のコウノトリたち

朝靄の中のコウノトリたち

しばらくコウノトリを眺めていたら、突然どこからかコウノトリが飛んできた
コウノトリの郷公園の隣の畑にコウノトリが降り立った
それは数少ない野生のコウノトリらしい

しばらくするとコウノトリの郷公園から1羽が、野生のコウノトリのいる畑に飛んで行った
その後、もう1羽が同じ畑に飛んでいった
10分ぐらいの間その2羽は仲良く畑を歩いていた、つがいなのかな?
すると2羽が同時に飛び立って、再びコウノトリの郷公園へ向かって飛んだ!

2羽のコウノトリ

2羽のコウノトリ

コウノトリ飛んだ

コウノトリ飛んだ!

屋根にとまったコウノトリ

屋根にとまったコウノトリ

またコウノトリが野生のいる畑に飛んで行った
いつも観察している人が「順番に飛んでいくよ」と!
その通り次々とコウノトリが畑に飛んで行きました

コウノトリの後ろ姿

コウノトリの後ろ姿

コウノトリ

雄大に飛ぶコウノトリ

下から見たコウノトリ

下から見たコウノトリ

コウノトリ

民家の近くで飛んでます

コウノトリ

放鳥されたコウノトリが電柱にとまって危険なので作ったコウノトリのお休みどころ

今日は、特別公開の日だったので普段は立ち入り禁止の非公開ゲージを見に行きました
すごい数のコウノトリ 100羽ぐらいいました

余部鉄橋

余部鉄橋は兵庫県美方郡香美町(旧城崎郡香住町)
JR西日本・山陰本線の鎧駅~餘部駅間にある鉄橋で正式には余部橋梁

やはり見るだけではなく余部鉄橋を列車で渡らなければと再び訪れました

餘部鉄橋

豊岡から香住を通って、少し山あいの道を走ると海の匂いと共に余部鉄橋が見えてきます

さっそく電車に乗る為に、坂道を登って餘部駅へ

餘部駅

餘部駅

JRは記念のオレンジカードを発行していて臨時のキップ売り場まで出来ていました
餘部駅⇔香住駅の往復乗車券を買って12:38発に乗車

餘部鉄橋からの車窓

余部鉄橋からの車窓

餘部鉄橋から真下を見る

余部鉄橋から真下を見る

車内から見た餘部鉄橋

車内から見た余部鉄橋
電車はワンマンカーなので料金表もありました

鎧駅

途中駅の「鎧駅」 無人駅です

香住駅ホームのかに

香住駅ホームのかに

餘部駅から香住駅へは10分ほどの短い列車の旅でした
次に餘部駅へ戻る列車まで1時間ほど時間があるので昼食を取りました

13:48発の浜坂行きの普通で餘部駅へ

列車からの餘部鉄橋

列車からの余部鉄橋

餘部鉄橋と紅葉

余部鉄橋と紅葉

餘部鉄橋

何度見てもすごいな

かきと餘部鉄橋

かきと余部鉄橋

川に映る鉄橋

川に映る鉄橋

海からみた餘部鉄橋

海からみた余部鉄橋

前回ちゃんと見ることが出来なかった海からの余部鉄橋
海辺へ行ってみると何人ものカメラマンがいました

湯村温泉

余部鉄橋の雄大な姿を見た後、湯村温泉に寄ってみました

湯村温泉は岸田川の支流、春来川のほとりに湧く日本屈指の高熱温泉
今からおよそ1150年前に慈覚大師によって発見されたと伝えられている古湯であり
元湯は「荒湯」と呼ばれ98度の高温泉が毎分470リットルも湧出しています

荒湯

湯村温泉の源泉「荒湯」

荒湯たまご

日本一といわれるこの源泉の熱を利用して茹でる温泉たまご「荒湯たまご」は
湯村温泉の名物です 間違わないように入れた番号を覚えておくと15分程度で
好みの硬さに茹でた「荒湯たまご」になります

荒湯たまご

奥にたまごを冷やす為の場所もあるので、出来上がったたまごを持って
足湯につかりながらいただきましょう

足湯

豊富な湯量を誇る「湯村温泉」その中心を流れる春来川沿いに設けられた
「足湯」は、天然かけ流しです

春来川の熱水

足湯の前の川にはこんな鯉もたくさん泳いでいます

夢千代像

湯村温泉を舞台とした昭和56年NHKテレビドラマ「夢千代日記」の放映以来
全国で脚光を浴びその後、舞台や映画がつくられました

夢千代像

荒湯の対岸にたっています

吉永小百合手形

吉永小百合手形

湯村温泉には吉永小百合さんをはじめ「夢千代日記」に出演された方はもちろん
皆さんよくご存知の各界の著名な方々の足跡ならぬ“手跡”がたくさんあります

湯村温泉

「荒湯」「足湯」「春来川」後方の山には「夢」も見えます

湯村温泉博覧館「夢千代館」

夢千代館

夢千代日記の物語を展開しながら、人々が寄り添いながらも逞しく生きてきた
懐かしく、心温まる昭和の時代を再現しています

「夢千代日記」の餘部鉄橋
夢千代日記

「夢千代日記」の余部鉄橋

夢千代日記の餘部鉄橋

懐かしい「夢千代日記」に登場した時の餘部鉄橋です

この余部鉄橋は神奈川県から殺人犯を追ってここ山陰・湯の里温泉までやって来た山根刑事と
神戸の病院から帰ってきた夢千代、何の縁もない二人の点が線で絡まって
余部の鉄橋を通過する列車の中からこの「夢千代日記」は始まります

夢千代館の煙草屋旅館

再現された「湯の里温泉の煙草屋旅館」

夢千代館のはる屋

「はる屋」