吹屋・高梁・倉敷旅行記【3】
倉敷
白壁の町・倉敷
高梁を後にして、賀陽ICから岡山自動車道に乗って倉敷ICへ
夕暮れの倉敷美観地区
今日の宿、倉敷美観地区にある観光スポットの倉敷アイビースクエアに到着
チェックインを済ませて早速、今夜の目的倉敷チボリ公園へ向かいます
倉敷天領夏祭りが開催されていました
美観地区から倉敷駅までの中央通りでパレードや出店などにぎやかでした
この写真は本部席で表彰をしているところです
倉敷チボリ公園
アンデルセンが散策しながら童話の構想を練ったという
デンマークのチボリ公園の雰囲気を受け継いで造られた花と緑に包まれた公園
倉敷駅前の北口すぐに倉敷チボリ公園があります
倉敷チボリ公園は5年ぶり2度目の来園になりますが前回夜景がきれいだったのでイブニングチケット(午後4時以降の入場券)1000円で入場しました
ラ・テラス
まず素敵な景色を見ながら食事が楽しめる洋食レストラン「ラ・テラス」で夕食を食べようと行ったのですが貸切で入れませんでした
切り絵の庭 花と水辺で切り絵を表現した欧風の庭園
アンデルセン交流館 アンデルセン童話の4つの物語が楽しめる回転式シアター
アニマルカルーセル かわいい動物型のメリーゴーランド
音楽と花火の競演「サマーナイトファンタジー」
チボリタワー前で花火を見ました
チボリの泉 園内で一番大きな噴水
チボリタワーとチボリの泉
夜の噴水は幻想的でとてもキレイです
残念ながら、倉敷チボリ公園は2008年12月31日で閉園しました
倉敷チボリ公園を後にして、宿泊先の倉敷美観地区へ歩いて10分ほど、のんびり夜の散歩をする予定でしたが夏祭りの終わった後の人々が騒ぐ中の帰宿になりました
倉敷美観地区の夜景
美観地区あたりまで来るといつもの静かな倉敷の街です
倉敷アイビースクエア
明治時代に建てられた紡績工場を再開発したホテル蔦が絡まる赤レンガ壁が特徴
倉敷アイビースクエア正面ゲート
案内図
今日の宿は、5年前にも宿泊した倉敷アイビースクエア
ホテル立地も美観地区内にあり便利、洋室中心で大浴場があります
倉敷美観地区は街中で駐車場事情が悪いのですが宿泊者は無料で利用できます
倉敷観光にはピッタリの宿なので再び宿泊しました
エコノミーツイン トイレ・洗面付(室料)
部屋は小さいですがコンパクトにまとまっています
バス付きのスタンダードツインもあります
1300㎡の「ひろば」を蔦と赤レンガが取り巻きます
ひろばの周りは回廊のようになっていてレストランや売店があります
夏の間はナイトビアガーデンも開催中
美観地区方面へ出ると壁一面がつたで覆われているアイビー学館です
アイビー学館
東京大学高階秀爾先生の西洋近代絵画の解説と中村昭夫氏の美しい写真と間壁忠彦
葭子両氏の解説による吉備地方コーナー 倉紡記念館と共通350円(宿泊者無料
オルゴールミュゼ・メタセコイヤ
アンティークオルゴールを一堂に集めオルゴールコンサートを楽しむ博物館です 500円
児島虎次郎記念館
大原コレクションに活躍した児島画伯の代表作とその収集になる洋画
オリエント美術品を展示、建物は工場付属倉庫 500円
倉紡記念館
倉敷紡績の明治時代からの史料を年代順に展示、わが国の繊維産業の歩み
建物は原綿倉庫 倉紡記念館と共通350円(宿泊者無料)
美観地区方面の出入口
1日中美観地区の観光客と宿泊者で賑わっていました
倉敷美観地区
倉敷川河畔を中心とした白壁の屋敷が立ち並ぶ一帯と鶴形山南側にカーブを描いて延びる往来 国の重要伝統的建造物群保存地区
倉敷の町は自分で歩くのがベスト、テーマごとの散策マップを倉敷館(観光案内所)で入手プランを決めて歩き始めました
昼間は観光客でいっぱいになる美観地区の朝の様子です
アイビースクエアから倉敷川への道
倉敷館と中橋と考古館
中橋と考古館
倉敷館(観光案内所)と中橋
倉敷川
旅館くらしき 朝の打ち水の後、お客様のお見送りの様子
倉敷には酒屋が多いような途中見かけたお店です
いがらしゆみこ美術館
アイビースクエアのすぐ裏通りに漫画家いがらしゆみこの作品を展示した「いがらしゆみこ美術館」があります、1階にはカフェとグッズ売り場 倉敷の街にまったく似合わない建物が突然現れます
本町から東町方面
倉敷川周辺以外にも白壁の町並みがたくさん残っています
このあたりは観光客も少なく普通の生活がうかがえる町並みでした
本町より阿智神社の急な石段を登って神社のある鶴形山公園へ
美観地区を一望できると散策地図にあったので鶴形山へ登ってみたのですが展望できるような場所が見つからなかったです~
阿智神社から美観地区を望む
吉井旅館
阿智神社のすぐ近くにある江戸後期の民家を生かした日本旅館
井上家住宅 国指定重要文化財
倉敷美観地区で最古の町家で築300年
日曜日には土間部分までの一部を無料公開、現在も生活中
中国銀行倉敷支店倉敷本町出張所
旧倉敷銀行本店で登録文化財、ステンドグラスが美しい
倉敷考古館
魚問屋が鮮魚を入れる浜蔵として使っていた土蔵を再生、吉備地方から出土した考古資料を陳列
旧大原家住宅 国重要文化財
1796年に建てられた入母屋本瓦葺きの商家
大原美術館を設立した大原孫三郎の生家 非公開
大原家の別荘・有隣荘と倉敷川の家紋
大原美術館前の今橋 後方に旧大原家住宅と有隣荘
欄干には画家児島虎次郎がデザインした竜が彫られている
大原美術館
1930年に倉敷紡績の二代目社長大原孫三郎が設立した私立美術館
児島虎次郎が収集した西洋美術が中核 エル・グレコ「受胎告知」 モネ「睡蓮」
くらしき川舟流し
倉敷川から眺める白壁の町並み 3月~11月 300円
橘香堂「むらすゞめ」
いつも倉敷に行った時の楽しみに倉敷名物 橘香堂「むらすゞめ」があります
今回行ったのは、倉敷美観地区の入口にある「橘香堂・美観地区店」
元祖総本舗御菓子処橘香堂 美観地区店
情緒ある白壁の町並みのある倉敷美観地区、その入り口に町並みにぴったりの店構えのお店です
橘香堂 「むらすゞめ」名前の由来は備中米の豊作を念願して盆にイ草で編んだ笠を
かぶって豊年踊りを行っていました、これを稲穂に群がる羽根をひろげた「すゞめ」に
見たて群がるすゞめ・・・「むらすゞめ」 と名づけられたそうです
赤いベンチの前のガラス窓の中で「名物むらすゞめ」の手作り実演コーナーがあります
生地を丸く薄く焼いて、ひっくり返して餡をのせてこの独特のしわを寄せて出来上がりです
数年前に来た時は、この実演の体験が出来て自分で焼いたむらすゞめを持って帰ることができたので焼いてみました
今回は喫茶コーナーで「むらすゞめ」セットをいただきました
抹茶 600円 コーヒー 550円