和歌山・湯浅旅行記【3】
天然クエ&湯浅
旅館 栖原 温泉
明治25年の創業 和歌山で「紀州のかくれ湯」として愛されて来た料理小宿・栖原温泉
栖原温泉ロビー
リニューアルされた綺麗な部屋が5室だけの小さな宿です
「灯の間」 琉球畳の和室と無垢の桧 ・ 杉を利用した洋室
到着時のお菓子は黒豆プリン
天然本クエづくしコース
先付「クエの皮のサラダ風柚子ジュレかけ」 食前酒「クエのヒレ酒」
朝食
茶がゆもありました
「湯浅」重要伝統的建造物群保存地区
「最初の一滴」醤油醸造の発祥の地 紀州湯浅 日本遺産 平成29年4月
日本遺産の構成文化財として「湯浅」重要伝統的建造物群保存地区が認定されています
「湯浅」重要伝統的建造物群保存地区
醤油発祥の地として発展した、東西400m、南北280mの湯浅の町並み
平成18年(2006)12月19日 『重要伝統的建造物群保存地区』に選定
大仙堀
醤油の原材料や商品が積み下ろしされた埠頭だった
湯浅の醤油はここから全国へと運ばれて行きました
石積みの堀に建ち並ぶ醤油蔵など独特な景観
角長
天保12年(1841)創業の醤油醸造の老舗
「濁り醤」
圧搾も加熱もせず、麹が原料を分解してできた汁のみを取り出す
人の手を全く加えていない醤油
角長職人蔵
慶応2年(1866)に建てられた職人蔵
醤油醸造に使われた道具が展示されています
職人蔵の帳場
角長 醤油資料館
醤油づくりの資料が展示され、ジオラマ展示でわかりやすく紹介されています
撮影禁止のため館内写真はありません
角長のある北町通り
太田久助吟醸
江戸後期から戦前までは醤油醸造を営んでいた
現在は金山寺味噌の製造・販売
栖原温泉でも出された金山寺味噌
加納家
大正10年建築 黒漆喰仕上げ
「虫籠窓」木瓜型の2階の窓
大正期以降の長大な出格子
北野茶屋いっぷく
江戸後期の民家を改装した茶店
手作り行灯・麹資料館
明治11年建築 醸造に用いる麹の製造販売をしていた
旧岡正商店
切妻造平入 奥行きはわずか二間で蔵のような外観に見える
北町通り
竹林家
長大な間口に6つの虫籠窓が並ぶ醤油と漁網の販売を営んでいた主屋
栖原家
明治7年建築の醤油醸造家
手摺状の格子
切子格子
熊野古道 道町の立石道標
天保9年(1838)に建立 「すぐ熊野道」「いせかううや道」「きみゐでら」
立石茶屋
江戸後期の町家を改修した休憩所
木下家
江戸後期建築の醤油醸造家の居宅
旧赤桐家
明治40年建築でかつては醤油醸造家の主屋だった
町家建築としては最大級の規模
甚風呂
江戸時代から昭和60年まで営業していた銭湯
経営者の住居と共に保存・復元 入場無料
当時の生活様式を伝える資料館になっています
湯浅醤油㈲ 醤油蔵見学
醤油醸造蔵の見学ができました
醤油搾り
醤油樽
黒潮市場
帰りに和歌山マリーナシティの黒潮市場に寄ってみました
黒潮市場といえば「マグロ解体ショー」
以前行った時はとても賑わっていましたが、少しさびれた感じになっていました
お客さんも外国語ばかりが聞こえ、マグロが小さい~