長門・関門海峡旅行記【1】
秋吉台・青海島
1日目 | 秋吉台 みすゞ公園 青海島遊覧船 活イか本家 湯谷東後畑の棚田 龍宮の潮吹 西長門リゾート【長門泊】 |
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2日目 | 角島灯台公園 夢崎波の公園 「四日間の奇蹟」礼拝堂 角島大橋 海士ヶ瀬公園 門司港【門司港泊】 |
3日目 | 門司港 関門海峡 |
朝一のこだまで出発、ひかりレールスターに乗り換えて新山口駅へ向かいます


ひかりレールスターは、ゆったり2列ずつの座席なので快適に過ごせます
8:35 新山口駅 到着
車がないと行きにくい角島へ行きたかったので今回はレール&レンタカーきっぷを
利用しました
(運賃が2割引、特急券が1割引+駅レンタカー暦日制でお得です)
最初の目的地は青海島なのですが、通り道なので秋吉台に寄って行きました
秋吉台
日本最大のカルスト台地で国定公園・特別天然記念物
緑の草原に白い石灰岩が立ち並ぶ壮観な景色


カルスト展望台
360度の大パノラマが楽しめます
周辺には約1.5kmの自然観察路があります
カルスト展望台からの秋吉台のパノラマ
カルストロード
カルスト台地を南北に約10km走るドライブルートを走りました
長者が森展望台からのススキと秋吉台


秋吉台から県道28号線で長門市へ入ります
みすゞ公園
青海島へ行く途中に金子みすずが育った町と海を一望できる公園があります
幼少のみすゞの像と詩碑 展望台からの仙崎と青海島
青海島
海上アルプス
北長門海岸国定公園を代表する景勝地
外海に面する島の東部・北部・西部は奇岩怪石が連なるダイナミックな景観が広がり、南部はおだやかな風景


巨大な親子鯨のモニュメントが目印の青海島観光基地シーサイドスクエア


童謡詩人「金子みすゞ」の銅像もあります
青海島遊覧船航路 青海島観光汽船㈱パンフレットより
全部で5コースありますが、基本は一周コースのみ(1時間30分 2200円)
気象状況により一周コースが運行できない時だけ状況に応じて短いコースに変更になるようです


新しい「ピンクシータス」に乗るのかと思ったら普通の遊覧船「みすゞ」でした
秋吉台での青空もなくなっていましたが一周コースで出航するようなのでチケットを買って遊覧船へ乗り込み出航
ところが青海大橋を潜ったあたりから急に天候が荒れてきました
最初の奇岩ポイントの「花津浦」に到着する頃には船はかなりの揺れで窓には波しぶきが!


「花津浦」と花津浦観音アップ
そして外海へ出る「筍岩」の手前辺りでは、もう外の景色が見えないぐらいの波しぶきが窓に当たります
そこからは、もう船が波乗り状態になって先頭が上がったかと思うとバシャーと下に打ち付けられ船の頭の上から波をかぶる状態でした
ガイドの女性が「波を受けても船は転覆しませんから大丈夫です」と案内がありましたが
そんなことはないよな~なんて思いながら波に揺られていました


筍岩
揺れの中のショットですが、もっと揺れている時は外が見えませんでした
航路を東にとって黄金洞に近づいて少し波が落ち着いたら
船長さんから天候が悪化してきたので引き返しますと案内があり
観音洞で引き返し戻ってきました



このような状態だったので写真もあまり撮れず少し写っているのだけです
遊園地の絶叫マシンより迫力のあった遊覧船でした
あちこちで遊覧船に乗りますがこんなのは初めてでした
料金は短い観音洞コースへの変更ということで払い戻しがありました
でも、時間を見たら通常の観音洞コースより15分も短かったのでやはり急いで帰ってきたのでしょうね
そして次の船のコースは、外海に出ない大島コースへ変更になっていました
昼食には北長門・仙崎湾の活いかと生うに
仙崎湾の目の前に店を構える活イカ本家・和食処「きらく」
山口県長門市仙崎祇園町4137-3
0837-26-1235
入った時は空いていたのですが食べ終わった頃には行列ができていました


生うにめし(1800円)
うにの量はちょっと少なめでしたがおいしかったです


活いか膳(2800円)
お皿の中で動き回る活いかの姿造り→刺身を食べた後のゲソは塩焼きか天ぷらに調理してくれます
いかの足がブレているのは動いているからで、お皿から飛び出しています
仙崎・青海島から191号線を通り、日本海を見下ろす高台にある千畳敷へ行きました
千畳敷
標高330mの高台に広がり、眼下に日本海が一望できる景勝地
風力発電の白い風車も眺められる
夏にはキャンプ場も開設されます
湯谷東後畑の棚田
日本海に下っていくように作られた棚田は「日本の棚田百選」の一つ
季節ごとに異なる景色が楽しめる
湯谷東後畑の棚田は観光の為の物ではないのでたどりつけるかな?と心配でしたが、新しく出来た立派な案内看板に案内され無事到着
トイレ完備の休憩所と展望スポットができていて駐車場は少し離れた所にありました
秋の棚田はススキと一緒に
湯谷東後畑の棚田は、田に水をはった5月から6月の夕暮れ時がひときわ美しく幻想的な風景です
この季節はカメラマンでいっぱいになるそうです、見てみたいな~
龍宮の潮吹
国指定天然記念物
満潮の時に、遠くから眺めれば龍が天に向かって昇る有様に似て
飛び散るしぶきは太陽を反射して銀の砂をまいたような光景がみられます


左の白い展望台の奥にトイレと駐車場があります
展望台から見ても潮吹が見えなかったのでどこかな?と
断崖の海岸に近づくと赤い鳥居の前に龍宮の潮吹の案内看板がありました


この一帯は、玄武岩が露出して、変化に富んだ地形で水面下の洞窟と連なり、打ち寄せる波が音を立てて、海水を30mも吹き上げる豪快なものだそうですが、写真の通り満潮ではなかったので、まったく潮吹は見れませんでした
右の写真は潮吹の看板写真です
海士ヶ瀬公園展望台
ホテル西長門リゾートの教会の夕景
この展望台からすぐ隣のホテルが今日の宿泊先です
角島大橋と西長門リゾートのパノラマ夕景
ホテル西長門リゾート
山口県下関市豊北町つくの温泉海岸
電話 0837-86-2111
このように部屋一面がガラス張りのお部屋です
窓の外に見えているのが角島大橋と角島
すぐ夕暮れになって灯りがともっているのに、海のエメラルドグリーンがすごくきれいでした
この景色を部屋でのんびり見れるのはとても贅沢な気分です
このホテルはフランス料理が人気らしいですがやはり和食がいいという希望があったので夕食は和食にしました
割烹 生簀篭
料理はこのようないけすのある食事どころでいただきました







ホテルの庭がイルミネーションで飾られていました