小樽・札幌旅行記【4】
小樽〈4〉小樽運河公園&旧日本郵便㈱小樽支店
小樽運河公園
旧日本郵船の船入り場を埋め立てて造られたメモリアルパーク
小樽運河公園マップ
公園の入口には、近代港湾建設技術を確立して小樽築港工事に従事した「廣井勇銅像」があります
札幌軟石を敷き詰めた石張り舗装
一部には解体された石造倉庫の石材も使用しています
人力車の観光コースの折り返し地点にもなっているようでした
小樽の貿易相手であった世界の港の方向と航海距離を示した「方位表示盤」
ハシケが出入りしていた船入澗の形を1/4のサイズで模した噴水池が中心にあります
小樽市指定歴史的建造物 第53号 旧日本石油(株)倉庫
明治から大正期にかけての木骨石造の倉庫の典型的な建物
内部は休憩所として使われています
赤い靴 親子の像
銅像のボタンを押すと「赤い靴」のメロディが流れます
10時になると噴水が出ました
旧日本郵船(株)小樽支店
重要文化財 旧日本郵船(株)小樽支店
開館時間 午前9時30分~午後5時 入館料 300円
1906(明治39)年竣工 国指定重要文化財 近世ヨーロッパ復興様式の石造2階建て
建物は表玄関を中心に左右対称、北面に貴賓用横玄関を配し背面両翼に張り出すコの字型平面
客溜りと高いカウンターで仕切られた営業室
スリッパに履き替えて2階から見学します
繊細な木彫の大階段手すり
2階廊下
2階貴賓室
寄木造りの床、鏡付大理石暖炉で彩られた華麗な貴賓室
空色漆喰の天井、菊紋内摺セードシャンデリア
約198平方メートルの2階会議室
吊り天井の彫刻が美しいです
渡り廊下でつながった瓦葺附属舎は、木造で趣があります
力強い格天井の1階営業室
木彫キャピタル&ブラケットライト
照明器具の高さ、机・椅子類など細部まで復元されて、金庫室もあります
パンフレットに掲載されている画像のイメージで撮ってみました
小樽市街中心部へ街中を通って戻ります
小樽市指定歴史的建造物 第54号 旧日本郵船(株)小樽支店残荷倉庫
旧日本郵船㈱小樽支店と同時に隣にあるこの残荷倉庫も建設されました
小樽市指定歴史的建造物 第36号 田中酒造店
昭和2年に建てられて、現在も酒屋として営業中
色内2丁目あたりの手宮線跡地は雑草に覆われていました
小樽市指定歴史的建造物 第15号 旧早川支店
紙、文房具を商う早川商店から暖簾分け、後に川又商店となった
裏手には立派な木造住居部分もあります
小樽市指定歴史的建造物 第19号 旧安田銀行小樽支店
1985年に廃止された旧手宮線跡地
線路がそのまま保存され、遊歩道となっている所もありました