カナダ東部旅行記【4】
ナイアガラフォールズ〈3〉 ナイアガラ・クルーズ
ナイアガラフォールズの2日目(カナダでの2日目)の旅程は以下の通りです
午前中は、”ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズ” ツァーに参加して、大型クルーズ船で滝壺近くまで接近します
その後、テーブル・ロックへ移動し、”ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ” ツァーに参加して、ナイアガラの滝を裏側と真横から眺めます さらに、テーブル・ロックで、目線の位置から川の流れが一気に滝壺に落ちる様子を眺めます
午後は、”ナイアガラ・オン・ザ・レイク&ワイナリー” ツァーに参加して、ナイアガラ・オン・ザ・レイクの街並みを散策し、ワイナリーでカナダワインを楽しみます
夜は、再びナイアガラの滝の花火とイルミネーションを楽しみます
ナイアガラの滝について
改めて、ナイアガラの滝とは
南米のイグアスの滝、アフリカのビクトリアの滝と並ぶ世界三大瀑布のひとつです 残念ながら、この中で唯一世界遺産には登録されていません
ナイアガラの滝の名称は、このあたりに住んでいた先住民族が ”ニアガル(雷轟く水)” と呼んでいたことに由来します
この滝はエリー湖からオンタリオ湖へ注ぐナイアガラ川の中間あたりに位置し、その形成時期は約12,000年前の氷河期です この川の中流にあった氷河が台地を削って、断層ができ、そこに滝が形成されました 現在の滝のある位置は、その浸食力によって形成当時よりも約11kmも上流に移動しています 最大毎分168,000㎥、平均毎分111,000㎥の水量が流れていて、この浸食は今なお続いています
なお、ナイアガラの滝は、ナイアガラフォールズ〈1〉でも示した通り、カナダ滝、アメリカ滝、ブライダル・ベール滝の3つの滝で構成されています
早朝のナイアガラの滝 (ホテルの窓から)
朝になりました ホテルの窓からのナイアガラの滝付近の様子です
時刻は7時過ぎ まだ街灯に光が灯っています 天候は残念ながら雨です
8時前になりました 街灯の光も消え、雨も小降りになりました
カナダ滝の水しぶきが雨雲と繋がっています
雲がまだ低く垂れこめて、橋の向うに見える大きなビルの上層部分は雲の中です
レインボー・ブリッジのクローズアップ 工事中のようです
カナダ滝のクローズアップ 滝壺から吹き上がる水しぶきがすごいです
カナダ滝横のテーブル・ロックのクローズアップ ナイアガラ・クルーズの後に観光します
アメリカ滝、ブライダル・ベール滝がよく見えます 滝壺の様子もよく分かります
アメリカ側にある唯一の展望タワーのオブザベーション・タワーとアメリカ滝
オブザベーション・タワーのクローズアップ
アメリカ側に渡らないと入れません
なお、アメリカ側から運行されている霧の乙女号はこのタワーの下から出航します
ホテルとフォールズ通りを挟んで隣接するオークズ・ガーデン・シアター
芝生の緑が映えます
ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズ Hornblower Niagara Cruises
ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズとは
大型クルーズ船に乗船して川を逆行し、カナダ滝、アメリカ滝の滝壺の近くまで進んでいき、滝を真近に楽しむツァーです
ナイアガラの滝では、カナダ側、アメリカ側のそれぞれからクルーズ船が運航しています
現在アメリカ側から運行している ”霧の乙女号” が、元来アメリカ、カナダの両方から運行されていましたが、2013年にカナダ側の営業を終了 2014年よりアメリカのクルーズ会社により、ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズとして運行が開始されました
クルーズ船乗り場の様子(前日の夜の風景)
煌々と灯りが灯っています 夜でも乗客が多いです
ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズのクルーズ船に乗船
ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズのチケット
エレベーターで川岸に降り、通路を通ってクルーズ船乗り場に移動します
その通路の様子です この奥にエレベーターがあります
クルーズ船を陸揚げするキャリアーでしょうか
ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズのロゴ
左にはクルーズ船乗り場に繋がるケーブルカーがあります
クルーズ船乗り場
乗船する前にここで、あらかじめ用意していたカッパ上下を身につけ、靴にはカバーを付けました
さらに、その上からクルーズ会社支給の赤いビニールカッパを着ました 重武装です
小型一眼レフと小型デジタルカメラは専用ビニールケースに格納します
準備万端整った状態で、乗船です
アメリカ滝を横眼に見ながらカナダ滝へ
さあ、いよいよクルーズ船が出航します
クルーズ船はまず、アメリカ滝を目指します アメリカ滝の滝壺の近くまで接近し、滝壺を横目に見ながらカナダ滝に進んでいきます
アメリカ滝が近づいてきます 水が流れ落ちる轟音がすごいです
アメリカ滝の滝壺の様子
ごつごつとした岩盤にも圧倒されます 膨大な水量によって今この瞬間も浸食されているのです
風が強く、たくさんの水しぶきが飛んできます
クルーズ船はカナダ滝を目指します
アメリカ側で運行している 霧の乙女号 が先にカナダ滝の滝壺近くを回っています
アメリカ滝と乗船客 カッパはすでにびしょびしょの状態です
カメラのレンズ(ビニールケースのレンズ部分)にも水滴がいっぱい付いています
カナダ滝に接近
クルーズ船はアメリカ滝をスルーしてカナダ滝へ移動していきます
先ほどの 霧の乙女号 がまだカナダ滝の滝壺近くにいます
霧の乙女号 が左側に移動してこちらから見えなくなりました
霧の乙女号 がカナダ滝から出てきました たくさんの観光客が乗船しています
先の 霧の乙女号 と入れ替わりに、我々が乗船しているクルーズ船がカナダ滝の内部に入って行きます
カナダ滝の内部の様子
こちらでも膨大な水量、轟音、強い風、水しぶきに圧倒されます
水しぶきでビニールケースのレンズ部分にたくさんの水滴がついてしまいます
カナダ滝の真中からの様子
すごいのひと言です 惜しむらくは、背景に青空がないことです 天気がよければ・・・
非常に強い風にカッパのフードの部分が裏返りそうになります 必死にフードを手で持って耐えています 右上の見える建物はテーブル・ロック・ハウスです
圧倒的な水量です カッパのフードの紐を締めて顔が濡れないようにして滝を様子を見ています
水しぶきでビニールケースのレンズ部分にはさらにたくさんの水滴がつきます
水しぶきと強い風に翻弄されていますが、それに耐えながら滝の様子を眺めています
まるで嵐の中カッパを着てひたすら耐えているかのように思えます
強い風と水しぶきでカナダの旗も捲れています
滝壺からもうもうと水しぶきが吹き上げています
振り返ってみると、霧の乙女号 がカナダ滝に向かってきます 我々の乗船したクルーズ船も
そろそろカナダ滝を離れる時刻になりました
霧の乙女号 が通り過ぎていきます
カナダ滝を後にする直前、強い風、大量の水しぶきにも負けず、ラストチャンスとばかりに、滝の様子をカメラに収めています
アメリカ滝へ
クルーズ船はカナダ滝を離れ、最初にスルーしたアメリカ滝に向って動き出しました
アメリカ滝が近づいてきました
乗船客は撮影に夢中の様子です やはり、水しぶきがすごいです 前に行ってみます
クルーズ船の右舷に移動 眼前にアメリカ滝を眺めます さらに水けむりがすごくなりました
滝壺周辺の水面が渦巻いている様子もよく分かります
アメリカ滝の少し左手のオブザベーション・タワー近くの様子
タワーの下では、霧の乙女号 の乗船客が列をなして待っています
前方にはレインボー・ブリッジがよく見えます
クルーザー船が滝から少し離れだしました
少し離れたほうが滝の大きさがよくわかり、なおさら迫力満点です
アメリカ滝から乗り場へ
後方を見ると、カナダ滝が遠くに見えます 右端には、ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズの乗り場が見えます
左端には オブザベーション・タワー、その下には 霧の乙女号 が停泊しています
乗船客が乗船している様子がわかります
レインボー・ブリッジの近くに戻って来ました
左手に宿泊先の シェラトン・オン・ザ・フォールズ、その右手に カジノ・ナイアガラ が見えます
アメリカ滝からだいぶ離れました やはりその大きさは離れたほうがわかりやすいです
左手の小さな赤い点々は、アメリカ側のオブザべーション・タワーから川岸の下りてアメリカ滝を眺めようとする観光客です
クルーズ船は乗り場に戻っていきます
ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズのロゴ
クルーズ船は無事乗り場に戻ってきました クルーズ終了です 今から下船します
乗り場からの風景
クルーズ船とレインボー・ブリッジ
次の便に乗船する人達が準備中です
乗り場の様子
乗り場からパチリ
我々のクルーズ船の後に続いていた 霧の乙女号 が戻ってきました
その向うには 霧の乙女号 がカナダ滝に向かおうとしています
ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズ のクルーズ船とアメリカ滝
先ほどの 霧の乙女号 が出航してから数分後に我々が乗船していたクルーズ船が出航していきました
ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズ のクルーズ船のクローズアップ
上甲板は満杯の状態です
乗り場からのアメリカ滝の様子
その左側にはアメリカ側から滝を間近に見ようとする観光客が列をなしています
この後、Falls view lookout から違ったアングルでナイアガラの滝の眺めを楽しみます
その後、テーブル・ロックに移動します