イギリス旅行記【2】 英国
ロンドン〈2〉 ロンドン・アイ
ホテルのチェックインを済ませて、ロンドンの街に出かけます
最初の目的地は、ロンドンショッピングの中心ピカデリーサーカス(Piccadilly Circus)
これからのロンドン滞在中の移動手段は地下鉄とバス、できれば景色を見ながら移動できるバスを使いたいけど、次に停まるバス停の案内もないし渋滞の度合いも不明なので最初は地下鉄に乗ってみました
地下鉄の駅名になっているマーブルアーチ
ロンドン地下鉄 Underground
愛称「Tube」 1863年初めて地面の下を走った列車です
構内の形も、電車の顔も丸いところから「Tube」と呼ばれるようになったそうです
12路線、300の駅があります
マーブルアーチ駅への階段
オイスターカード
地下鉄の切符は、窓口か自動販売機で購入(日本語表示に切り替えも可能)します
利用する場所と時間、切符の種類によって料金が変わってくるのでとても複雑です
場所はZone制でZone1~Zone6まであります
観光ポイントはZone1内でほとんどの場所へ行くことができます
ヒースロー空港はZone6です
利用する時間によってオンピークとオフピーク料金があります(1回券にはありません)
オンピークの時間帯 月曜から金曜の7:00~19:00の利用
オフピークの時間帯 上記以外の時間と土日祭の終日だけの利用
切符の種類でもこのように料金が違います
1回券 | Zone1~6 | £4 | 終日同料金 |
Zone2~6 | £3 | 終日同料金 | |
オイスターカード利用 | Zone1 | £1.5 | 終日同料金 |
Zone1~6 | £3.5 | オンピーク | |
Zone1~6 | £2 | オフピーク | |
1日上限 | Zone1 | £6.1 | オンピーク |
1日上限 | Zone1 | £4.6 | オフピーク |
オイスターカードには1日の上限金額も設定されるので、安心して乗り降りできます
これ以外にも地下鉄バス両方乗り放題のトラベルカードもあります 1日用、3日用
7日用、トラベルカードにも時間帯の区別があって終日利用可能なカードと始発から
9:30までは利用できないカードがあります
このようにかなり複雑な地下鉄料金、値上がりも頻繁にあるようなのでご注意を
2008年のデータです
ビジターオイスターカード ここにタッチします
出発までに、どのチケットを利用すればいいのか悩みましたが最初の3日間はビジターオイスターカードを利用することにしました
このカードは日本でチャージして使う鉄道のカード(Suicaなど)と同じで証明書不要の誰でも使える旅行者用のオイスターカードです
チャージは£5単位で可能です
とても複雑な地下鉄料金、それに1回乗車が£4(約840円)とは高いですね
Marble Arch駅からCentral線で2駅、Oxford Circus駅でBakerloo線に乗り換え1駅でPicadilly Circus駅に到着です
何となくすごい人と初めての地下鉄だったので写真は撮っていません、Central線はよく停電で停まってしまうと聞いていました確かにすごく古くて配線がむき出し状態でした
ピカデリーサーカスとエロスの像 Piccadilly Circus & Eros
エロスの像を中心としたロータリーになっていて主要な6つの通りがここから延びています
渋滞の名所ですが、走っているのはバスとタクシーだけでスムーズに流れていました
これはロンドン中心部に入る車に混雑税が導入された効果でしょうね
エロスの像
下界に向かって矢を放ったエロスの像は、ロンドンのシンボル
にぎやかなオックスフォードストリート
ロンドンではあまり見かけない派手なネオンです
いろいろな劇場と面白い造りの建物
プレスタット Prestat
1902年創業の王室御用達の老舗チョコレートショップ
ロイヤルワラント=王室御用達の証明書
エリザベス女王、エジンバラ公、チャールズ皇太子が最低5年以上使い続けその価値を
認めた企業や個人に与えられます
ロイヤルワラントホルダーは王室御用達の紋章を掲げることができます
3人の紋章はそれぞれ違います
お店はピカデリーのおしゃれなアーケード内にあります
王室御用達の紋章が掲げられて、パッケージにも紋章が付いています
チョコレート大好きなので、最初に買ったのがプレスタットのトリュフチョコです
フォートナム&メイソン Fortnum & Mason
1707年の創業以来、王室に食品を納めている老舗デパートロイヤルワラントホルダーです
フォートナム&メイソンの紅茶
本店の建物はとても立派で中は広々していました(写真忘れた~)
ロンドンバス
ロンドンバス=ダブルデッカー(2階建てバス)
バスも地下鉄と同じオイスターカードが使用できます
運転手の横にある、地下鉄と同じ黄色いマークにタッチして乗車します
降りる時はボタンで合図して降ります
新型バスは、電光掲示板があって次の停留所や行き先の表示もあるので乗りやすいです
旧型のバスは、表示も案内放送もないので地図とにらめっこです
主要なバス停は、行き先によって乗り場(アルファベットで表示)が違うので確認が必要です
事前にこちらのロンドン交通局サイトで確認したらわかりやすいです
停車する路線番号が表示されています「D」が乗り場表示です
REQUEST STOPバス停は乗る時に手を上げないと停まってくれません
ビッグ・ベンの愛称で親しまれる時計塔とダブルデッカー
国会議事堂/ビッグ・ベン Houses of Parliament/Big Ben
ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター大寺院及び聖マーガレット教会 世界文化遺産/1987年
1090年にウエストミンスター宮殿として建てられました
火災や第2次世界大戦で被害を受け現在は3代目
クロックタワーの鐘がビッグ・ベン ビクトリアタワー
国会議事堂の向かいはウエストミンスター寺院
歩道にテントが張られています、何故かな?(帰国日に理由がわかりました)
ウエストミンスター橋を渡ってテムズ川の対岸へ行ってみます
テムズ川の対岸から見た国会議事堂
BAロンドン・アイ British Airways London Eye
ミレニアムプロジェクトの一環で造られた世界最大級の観覧車場所も眺めもいいのでとても人気です
ウエストミンスター橋を渡っていくと左側にBAロンドン・アイと旧市庁舎が見えてきます
チケット売り場のある旧市庁舎(カウンティホール)
ロンドン・アイ前からのウエストミンスター橋と国会議事堂
平日の夜7時頃でしたがチケット売り場には行列ができていました
チケットは事前購入&予約済みなので、並ばないでチケット引き換えできました
7時といってもこのように真昼のような明るさです
乗車する前には、手荷物検査と金属探知器でのセキュリティチェックがありました
高さ135m 25人乗りのゴンドラが26基 1周30分で回っています
ロンドン・アイからのテムズ川とビッグベンの眺めです
国会議事堂/ビッグ・ベンとバッキンガム宮殿(非公開の中庭も見えます)
ハンガーフォード橋&ウォータールー橋とシティ方面
名前の通り、目の形をしたカプセルです 降りた後係りの人は毎回セキュリティチェックをしています
ダブルデッカー2階席
乗ってみたかった2階席の一番前が空いてました
やっぱり2階席からの景色は最高!です
スピードが速いのでかなり揺れるので、手すりはありますが前はガラスだけでちょっと怖いです
お試しで地下鉄とバスの両方に乗ってみて、これからのロンドン滞在中は、バス優先に乗ることに迷いなく決まりました
ホテルは、バス路線もたくさんある場所を選んでいたので便利でしたし、景色を見ながら移動できるので観光には絶対バスがお勧めです、心配だった渋滞もほとんどなく快適移動でした
もう夜の9時ですが、まだこんなに明るくイギリス滞在中、夜景を見ることはなかったです
イギリス1日目は終了です