イギリス旅行記【6】 英国
オリエント急行〈1〉 リーズ城
ブリティッシュ・プルマン 日帰りツアー 前編
ORIENT EXPRESS THE BRITISH PULLMAN
1883年にパリ発コンスタンチノープル(イスタンブール)行きの「オリエント急行」運行開始からいろいろな鉄道会社により運行され、戦争などにより休止や再開を繰り返し現在も各地で豪華な観光列車として運行されています
私たちが乗車したのはオリエント・エクスプレス・ホテルズ社の「ベニス・シンプロン・オリエント急行」(VSOE )のザ・ブリティッシュ・プルマンで行くディ・トリップ本格的な豪華列車旅行とまでは行きませんが、少し気分を味わってきました
イギリス旅行の日程も予約も終わった頃、旅チャンネルの「世界鉄道旅行」という番組でブリティッシュ・プルマンやノーザン・ベルに乗車しイギリスの様々な遺跡や旧跡、美しい庭園を観賞するデイ・トリップが紹介されていました
乗ってみたいなと日程を調べてみたら、リーズ城への日帰りツアーがありました
HPでは満席になっていたのですが直接電話でのリクエストで予約が取れました
行程はロンドン・ヴィクトリア駅からバスでリーズ城へ観光後、再びバスでフォークストーン(ドーバー海峡)へザ・ブリティッシュ・プルマンに乗車しロンドン・ヴィクトリア駅へ戻ります


日本出発前に旅程表とチケット・レジストレーションカードが国際宅配便で送られてきました
ヴィクトリア駅
1862年にオープンした西側の駅舎とブロードゲージの列車が発着していた東側の駅舎
駅舎は別々に入り口を持っていますが、駅構内ではつながっています


イギリス南部へ向かう列車が発車する主要駅
オリエント急行チェックイン
プラットホーム2番にあるブリティッシュ・プルマン専用ラウンジ






オリエント急行車両案内
きっと日本人は私たちだけだと思っていたのに上品な日本人がたくさんおられました
聞いてみると団体ツアー(英国10日間)で今日は同じオリエント急行へ乗車する阪急交通社のワンランク上のツアーだそうです
ツアーに含まれているなんて知らなかったし同じ日に当たるとはびっくりしました
チェックイン後、現地ガイドさんとバス乗車口(ハドソンプレイス)へ 9:30発


高速道路から見えた The O2(ミレニアムドーム)
お天気が良くありません~ 途中雨も降ってきましたがリーズ城に到着する頃には青空も見えてきました 10:45着
リーズ城 Leeds Castle
「世界中で一番 見事なお城」と公式ガイドブックにあるように水の中に建つ美しいお城ですかつてはノルマンの要塞であり、中世にはイングランドの女王のうち6人もの住居でヘンリー8世の宮殿、権力者たちの憩いの場になってきました
900年ほど昔、ヘンリー1世の時代に石造りで建てられました
⑥門衛詰所 ⑦グロリエットと新城 ⑧乙女の塔 ⑩Culpeperの庭 ⑫鳥舎 ⑬迷路 ⑭ぶどう園
まず、レストランで休憩 コーヒーとデニッシュ日本語版の立派な公式ガイドブックもいただきました
Culpeperの庭






鳥舎
Baillie夫人の多様な珍種のコレクションが100種以上いました





リーズ城内


乙女の塔と大濠の間の道を歩きながら、ロワーブリッジの廊下のあたりから入城します





女王の部屋の女王の日中用のベッドと紋章







噴水のある中庭


1927年頃建設の螺旋階段とグロリエットの踊り場の1770年頃に作られた時計



新城
城内観光の出口は新城です


ゆっくり3時間、リーズ城と庭を観光しました
ドーバー海峡に面するフォークストーンへ出発します 13:40発