スペイン旅行記【17】
コルドバ〈1〉 メスキータ
コルドバ Córdoba
コルドバ歴史地区 世界文化遺産 / 1984年、1994年
8世紀中頃イスラム文化の中心地として栄えたコルドバは旧市街全体が世界遺産に指定され
その歴史と建造物の重要性が高く評価されている「世界遺産指定都市」
セビリアから約2時間
コルドバの街が見えてきました
アルカサル Alcázar
Molino de la Albolafia バスを降りて徒歩で観光です 15:30
ローマ橋とカラオラの塔
サン・ラファエルの勝利塔
メスキータ Mezquita (コルドバ大聖堂 Catedral de Córdoba)
メスキータとはイスラム教徒の礼拝所「モスク」を意味します
イスラム時代のアラブの様式が残る外壁
サン・ミグエル門
門の上が交差型 両側が多弁型アーチ
サン・エステバン門
855年に造られたメスキータ最古の門
ディアネス門と鐘楼
高さ54mの鐘楼はモスクであった時代のミナレット(尖塔)を囲うように作られました
オレンジの中庭の栄光の門からメスキータに入場します
メスキータ 入場券 8ユーロ
礼拝の間(通称:円柱の森) Arco de los Bosque
イスラム時代の祈りの空間
レンガと石灰岩で出来た赤と白が二重になった馬蹄形のアーチ
約850本の円柱はかつてここにあったサン・ヴィセンテ教会などで使用されていたものを再利用したもの
総面積2万3400㎡ 幅約128m 奥行き約175m
ミフラーブ Mihrab
イスラム教徒が祈りを捧げるメッカの方向を示すくぼみ
馬蹄形のアーチは金のビザンチン・モザイク、透かし彫りなどが豪華
マクスラ Maqsula
高窓から光が差し込む高いドームでミフラーブを強調する空間
礼拝堂
聖体顕示台のある美しい礼拝堂
13世紀のレコンキスタの後はキリスト教の礼拝堂として使われてきました
マヨール礼拝堂 Altar Mayor
中心部はキリスト教の大聖堂
13世紀コルドバを支配したキリスト教徒がイスラム教のモスクの中に礼拝堂を作りました
メスキータはイスラムとキリスト、二つの宗教が同居する世界でも希有な建物
祭壇は1620年頃、コルドバ郊外で取れる紅い大理石で造られています
バロックの巨匠 パロミーノの絵画も飾られた豪華な祭壇
聖歌隊席 Coro
中央祭壇の向かいの聖歌隊席
マホガニー材に彫られた109の椅子が並んでいます
オレンジの中庭
オレンジの木が植えられたみそぎの空間とミナレット 16:45