ドイツ旅行記【21】
ヴィース教会
ヴィース教会への路線バス
テーゲルベルク バス停
テーゲルベルク 時刻表
73番バス 13:20発 所要34分 ヴィース教会まで乗車します
バスチケット 2人分の1日券
バスの運転手さんから切符を買います 「ヴィース教会」までくださいと言うと往復か
と尋ねられました ホーエンシュヴァンガウまで戻りたいと言うと2人分の1日券に
してくれました これならテーゲルベルクまでのバスにも乗れたのでしょうね
聖コロマン教会
バスはテーゲルベルク通りから聖コロマン教会の横を通って行きました
バス停留所の表示が車内にあるのでわかりやすいです
のどかな田園地帯を走る快適なバスでした
ヴィース教会 Wieskirche
ヴィースの巡礼教会 世界文化遺産 / 1983年
牧草地の丘の上に建つヴィース教会
「ヴィース」とは、ドイツ語で草原や牧草地という意味
18世紀に建てられたドイツ・ロココ様式の最高傑作とうたわれるヴィース教会
質素な外観に対して内部は豪華絢爛な装飾です
正面の主祭壇 大理石模様の柱は、漆喰に彩色を施したもので赤い色はキリストの血
青は天の恵みを表している
ヴィースの奇跡
主祭壇に祀られている鎖でつながれた姿の「鞭打たれるキリスト像」
1738年に涙を流した事で「ヴィースの奇跡」と呼ばれています
大天井画
天から降ってきた宝石とたたえられているフレスコ画
ミュンヘンの宮廷画家 ヨハン・バプティスト・ツィンマーマン作 1754年
「キリストの再臨」を表現した淡青色のフレスコ画
虹の中央に座る復活したイエス・キリスト
雲の上には、天国の鍵を持つ聖ペテロ、槍を持つ大天使ミカエルも描かれている
空席の玉座
閉ざされた「天国の門」
美しい装飾の数々は金が多用され絢爛豪華 「イルカに乗った少年像」
動きのあるデザインは教会というより宮殿のようです
主祭壇の最上部にある彫像「高拳された仔羊」
片足だけが立体で後はフレスコ画の特徴的な天使
パイプオルガン
1757年頃製作 金で装飾された高さ9mのパイプオルガン
教会の裏も牧草地です
外観は素朴で草原の風景の中に溶け込んでいます
壁には日時計がありました
レストランと売店があります
バスの時間待ちに休憩しました
手前の建物は、涙を流したキリスト像を祈ろうと集まる人々の為に
1730年に建てられた小さな礼拝堂
ヴィース教会のバス停にはヨーロッパバスも停車します
14:55発のバスでホーエンシュヴァンガウへ戻りました
ミュンヘナー通り Münchener Straße
車窓から見えた聖コロマン教会とノイシュヴァンシュタイン城
遠くに見えるノイシュヴァンシュタイン城をアップにしてみました