ドイツ旅行記【24】
フュッセン(2) ロマンティック街道の終点
フュッセン駅 Füssen
ホーエンシュヴァンガウからタクシーでフュッセン駅へ 9:35
スーツケースをコインロッカーへ入れて列車の時間までフュッセンの観光へ向かいます
フュッセン
標高808m ドイツ・アルプスが背後にそびえる街
オーストリアとの国境に近いヴュルツブルクから350km ロマンティック街道の終点
ノイシュヴァンシュタイン城への観光の拠点
フュッセン バーンホーフ通り Bahnhofstr.
ホテル・ルイトポルトパークの前に Prinz Regent Luitpold von Bayern の銅像が
ありました かつて統治していたバイエルン王国のルートヴィヒ2世とオットー1世
の摂政皇太子です
ホテル・ルイトポルトパークの1階にはスーパーがあり電車の
待ち時間にお買い物ができました
駅から200mほど進むと大きな交差店の左側に観光案内所があります
ここがカイザー・マキシミリアン広場、右側に曲がるとライヒェン通りです
ライヒェン通り Reichenstr.
旧市街のメインストリート ライヒェン通り
15~16世紀の家屋が立ち並んだ歩行者天国のショッピングストリート
ライフェン通りの奥にはホーエス城が見えてきます
シュタット・アポテーケ Stadt Apotheke
シュタット・アポテーケ 1547年創業 老舗の薬局
壁のプレートには「バイエルン王家 御用達」の記載がありました
シュタット・アポテーケの看板
ラーチェンキーファー(松から取ったエキス)入りはちみつ €4.5
せきやのどの痛みにも効果あって観光客にも人気 お土産に買いました
聖マグヌスの噴水 Stadtbrunnen
ライフェン通りの終わりには守護聖人マグヌスが立っている噴水があります
守護聖人マグヌス
パン市場 Brotmarkt
パン市場付近に中世の町の起源があったと推定されています
1436年 リュートとバイオリン製造の発祥地で弦楽器製作の町として名を広めました
リュート職人の像
フュッセンの建物には壁にイラスト画が描かれているのをよく見かけました
フュッセン市博物館 Museum der Stadt Füssen
フュッセン市博物館(旧聖マング修道院)
748年 聖者マングが宣教師として礼拝堂を築き、後に修道院として発展
内部は修道院の頃からの改築された回廊跡も見られる博物館になっています
リュートなどの古典楽器の重要な収集も展示
聖霊シュピタール教会 Heilig-Geist-Spiralkirche
正面のファサードに描かれた鮮やかなロココ様式のフレスコ画が印象的な教会
隣の建物の窓枠にもイラストが描かれていました
左:聖フローリアン 右:聖クリストフォルス
レヒ川にかかる橋からのフュッセン市博物館
レヒ川沿岸路 Lechuferweg
アルプスの岩石のカルシウムが溶け出し、レヒ川に流れ込み淡い緑色になります
美しい淡い緑色??のはずが、流れが速くにごっていました
上流で雨がたくさん降ったのかもしれません~
橋のたもとからレヒ川沿岸の遊歩道へ
遊歩道の看板
19世紀までは重要な交通としてレヒ川をいかだが行き交っていたそうです
ロマンティック街道の終点へ向かいましたが迷ってしまいました 左側にあった階段を
登れば良かったのですが、民家に侵入するような気がして遠回りしてしまいました
フロサーガッセ Floßergasse を進むとロマンティック街道の終点の標識が出てきました
フランシスコ会修道院 Franziskanerkloster
フランシスコ会修道院の中庭
中庭の銅像
フランシスコ会修道院の奥に聖シュテファン教会があります
聖マング市教区教会とホーエス城が見渡せます
ロマンティック街道の終点 Ende der romantische Straße
聖シュテファン教会近くの民家の壁に「ロマンティック街道の終点」
Ende der romantische Straße
3本の足を組み合わせたマークは、フュッセン市の紋章
フュッセンの語源は「フューセ(足の複数形)」
3本の足は、アウグスブルク・ケンプテン・イタリアへ伸びる3本の街道を表している
ホーエス城から見た聖シュテファン教会と「ロマンティック街道の終点」
クロスター通りからセーバスティアン通りに出るあたりには
フランシスコ会修道院から続く城壁が残っていました
ホーエス城 Hohes Schloß
再びライヒェン通りからフュッセン市博物館の手前を右にホーエス城へ向かいます
1500年頃 アウグスブルク司教の夏の居城として建てられたホーエス城
聖マング市教区教会前の入口から入城します
ホーエス城の案内板より
窓の縁飾りとして描かれただまし絵がいっぱいの中庭 右側の角だけが本物です
出窓のように見えますが、だまし絵です
だまし絵の出窓のアップ
レンガの縁取りの赤い屋根と可愛らしい出窓と白い壁、おとぎ話に出てくるようなお城
です 内部はバイエルン州立絵画分館と市立ギャラリーになっています
日時計もありました
ライフェン通りから見えた時計塔が展望台になっています
時代を感じさせる古い急な螺旋階段を登ります
螺旋階段から見えた景色
入場できる時間
レヒ川とロマンティック街道の終点
三角屋根の並ぶフュッセンの旧市街、ライフェン通り
雪解け水を集めた人造湖のフォルゲン湖が奥に見渡せます