フランス周遊旅行記【9】 フランス共和国
エクス・アン・プロヴァンス
エクス・アン・プロヴァンス観光
エクス・アン・プロヴァンス
紀元前123年にローマの執政官 ”ガイウス・セクスティウス・カルウィヌス” により『アクアエ・セクスティアエ』(セクスティウスの水)と名づけられたのが起源で ”アクアエ” が現在の名称の ”エクス” に転訛しました
この ”アクアエ”(水)が示すとおり、街中至る所に泉、噴水があります
エクス・アン・プロヴァンス到着
エクス・アン・プロヴァンス市内に到着しました
ド・ゴール広場にある大噴水『ロトンド』の近くでバスを降り、近くのレストランで昼食をとりました
大噴水『ロトンド』
1860年建造で、中央に法律、芸術、農業を象徴する女神像が立っています
昼食
昼食には名物のブイヤベースと魚料理が出ました
ブイヤベースには黄色いマヨネーズのようなものを入れるとおいしいと言われました
地中海名物のブイヤベース
メインの魚料理
ミラボー通り
エクス・アン・プロヴァンスのメインストリートで、長さは約500m
通りの両側の並木はプラタナスで、樹齢が約500年だそうです
夏の午後は暑く、皆さんはカフェに涼を求めていました
プラタナスの並木が涼しい木陰を作っていました
善良王ルネの像の噴水
ミラボー通りの東端にあります 左手に葡萄の房を持っています
この土地にミュスカ種のワインを取り入れた功績を称えられています
像の下にあるライオンの口から水が出ていました 涼しげで気持ちが良かったです
名物カフェ『レ・ドゥー・ギャルソン』
1792年創業で、画家の”セザンヌ”や文豪の”ゾラ”がよく通ったそうです
ミラボー通りの温噴水『ムース(苔)』
ミラボー通りの真ん中には1734年に造られた温噴水があります
厚い苔に覆われており、ムース(苔)の愛称で親しまれています
ミラボー通りの真ん中にあります
湯加減はどうでしょうか?
通りの街灯には印象派の画家 ”セザンヌ” に関する催し物の垂れ幕が取り付けられていました 観光した2006年がセザンヌ没後100周年にあたり、故郷プロヴァンスではその功績を称える『セザンヌ2006』が開催されていたのです
サン・ソヴール大聖堂
サン・ソヴール大聖堂は5世紀から18世紀にかけて建てられました
その間のすべての建築様式が取り入れられています
正面の扉は16世紀に作られたそうです
この回廊はロマネスク様式です
円柱はローマ遺跡から移築されたそうです
”セザンヌ”の洗礼と葬儀が行われたそうです
市庁舎の鐘楼
1670年に完成しました ファサードはイタリア様式です
時計塔にはからくり仕掛けが取り付けられています
市庁舎前広場の泉の塔
市庁舎前広場の泉
オーギュスタン広場から大噴水『ロトンド』へ
エスパリア通りを通ってオーギュスタン広場に出ました
オーギュスタン広場の泉
泉の塔の先っぽは星になってました
再び、大噴水『ロトンド』に戻ってきました
ここから、バスに乗りセザンヌのアトリエを目差し移動です
セザンヌのアトリエ
印象派の画家 ”ポール・セザンヌ” が自ら設計し、晩年を過ごしたアトリエを訪問します
アトリエの入り口
2階に製作部屋があります あの窓の部屋がそうかなぁ?
セザンヌのアトリエ2階の製作部屋
絵の具やイーゼルが当時のままに置かれています 彼はここで静物画を描きました
セザンヌの作品 Le Chateau-Noir et la Sainte-Victoire (1904-1906) (絵はがき)
セザンヌの生家
バスは再びミラボー通りに戻り、ここで自由時間となりました
この自由時間に、ミラボー通りを通りオペラ通りに入って、セザンヌの生家を訪れました
途中の道には、セザンヌの頭文字の ”C” をかたどったプレートが埋め込まれていました
セザンヌの生家が面するオペラ通りを示すプレート
セザンヌの生家の前でパチリ
中に入ることは出来ませんでした
オペラ通り(セザンヌの生家方面に向かって)
レストランで小休止
少し疲れたのでミラボー通り沿いのレストラン『Bistro Romain』で休憩しました
内部は落ち着いた様子でした
プレシュール広場付近を散策
プレシュール広場に面するマドレーヌ教会
教会の隣にある泉のオベリスクの上のコンドル像
エスパリア通りに面したアルベルタ広場にある泉
夕食
夕食はオニオンキッシュとキール酒でした もちろんビールも飲みました
付け合せのジャガイモとチキン
Best Western Hotel Le Galice
今宵は ”ベスト ウエスタン ル ガリス” に宿泊します
Best Western Hotel Le Galice の表玄関
泊まった部屋はそれほど広くはなかったですが落ち着いた雰囲気でした
部屋の窓からはエクス・アン・プロヴァンスの街並やサント・ヴィクトワール山が
よく見えました
夕暮のサント・ヴィクトワール山
今日はここまで
明日は午前中プロヴァンスの田舎を巡り、午後アヴィニョンへ向かいます