中欧旅行記【4】ハンガリー
ブダペスト〈4〉 マーチャーシュ教会と漁夫の砦
マーチャーシュ教会 Mátyás Templom
ドナウ河岸、ブダ城地区及びアンドラーシ通りを含むブダペスト
世界文化遺産 / 1987年 2002年
13世紀にベーラ4世の命により建てられた教会 正式名称は「聖母マリア教会」
15世紀にマーチャーシュ王により増築、王族の結婚式やハンガリー王の戴冠式が執り行われるようになり、いつしか「マーチャーシュ教会」と呼ばれるようになった
三位一体の像とマーチャーシュ教会
トルコの侵略を受けてモスクに改築されたが、軍の撤退後カトリック教会に戻され18世紀にバロック様式で修復、19世紀になってゴシック様式に戻されました
1470年にマーチャーシュ1世が大改築 高さ88mの尖塔が増築されました
ハンガリーを代表する陶器ジョルナイ焼きの瓦で彩られています
ジョルナイ焼きは玉虫色の光沢と耐久性が特徴のダイアモンド模様の屋根瓦
マーチャーシュ教会内部
ハンガリーのアールヌーボーと言われるセセッション様式
正面の祭壇には聖母マリア様の像
唐草模様や幾何学模様のフレスコ画
柱には貴族の紋章の旗
ハンガリー最大のパイプオルガン
聖書の物語のステンドグラス


2階に登ると祭壇の聖母マリア像が近くに見えます
国会議事堂に展示されている王冠のレプリカ


エリザベートの像
漁夫の砦 Halászbástya
中世の城塞を利用して造られた漁夫の砦
白い石灰石でできたとんがり屋根の丸塔を回廊が結んでいます
城塞を漁師組合が守っていた伝統から「漁夫の砦」の名前がついた
ドナウ川とペスト地区を眺めることができる撮影ポイント
ドナウ川側に降りる白い階段
ドナウ川の対岸には国会議事堂が見えます
マーチャーシュ教会と聖イシュトヴァーンの騎馬像
聖イシュトヴァーンの騎馬像 Szt. István szobra
ハンガリー建国の父と言われる初代ハンガリー国王「聖イシュトヴァーンの騎馬像」
手にハンガリーの国章にも描かれる二重の十字架を持っています
キリスト教国家としてハンガリーを建国し、同時にハンガリー国内の大司教を決める権利をローマ法王から与えられました この二つの栄誉を意味すると言われています
漁夫の砦とマーチャーシュ教会