中欧旅行記【39】 チェコ共和国
プラハ〈12〉 市民会館ガイドツアー 後編
市民会館ガイドツアー 後編
オリエンタルサロン Orientální salonek
元来の色パターンを受けついで、漆喰に色をつけた模様
壁の模様は弧を描いて交差するトネリコの木
アールヌーボーとオリエンタルな装飾が調和した、ゲームを楽しむサロン
調度品にも贅沢に彫刻が入っています
グレーグルホール Grégrův sál

国民新聞の創始者のユーリー・グレーグル博士にちなんでつけられたホールで胸像もあります

ジェニーシェクの絵画 『慈悲の歌・戦争の歌・弔いの歌』
天井画もジェニーシェクで『生命・詩・死』
パラツキーホール Palackého sál
歴史学者のパラツキーの名を持つホールでクシジーク社製のシャンデリアで飾られています
壁と天井はヤン・プレイスレルの絵画で飾られています


エジプト風のドアの取っ手の装飾とパラツキーの胸像
市長ホール Primátorský sál
ちょうど正面玄関の真上に位置する市長ホール
『スラヴの団結』天井画がホールの上部全体を覆っています
スラヴ民族の人々の営みが円形に描かれて、中央には翼を盾にして人々を守っている鷲の姿
天井画に向かって8人のチェコの歴史上の重要人物が描かれています


市長ホールの装飾はすべてアルフォンス・ムハ(ミュシャ)のものです
リーグルホール Riegrův sál
『チェコの春』と名付けられた絵画
左の絵にはチェコの作家、右の絵には画家と作曲家が描かれています
政治家で新聞記者であったリーグルの名がついているホールでリーグルの胸像があります
スラトコフスキーホール Sladkovského sál
演説や公演を行う構造になっていて新聞記者で政治家のスラトコフスキーの名が付いています
手細工の装飾時計や空調の換気口の格子も美しく菩提樹の葉の女性はアールヌーボー様式
真鍮製のシャンデリアは本来の姿を保っています
満員で、質問も多く予定時間を超えるガイドツアーでした
コルコフナ Kolkovna
チェコ料理のお店で夕食にしました






市民会館前よりトラムに乗車してホテルへ戻りました
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