Tokoの夢物語!写真と旅行記

中欧旅行記【36】 チェコ共和国

プラハ〈9〉 旧市庁舎の仕掛け時計&塔

世界遺産ロゴ 旧市庁舎 Staroměstská radnice (Old Town Hall)

プラハ歴史地区 世界文化遺産 / 1992年

旧市庁舎

旧市街広場のシンボル的存在の旧市庁舎

旧市庁舎

1490年頃に建設された旧市庁舎の時計塔

旧市庁舎

時計のある塔からの黒い装飾のある建物までが旧市庁舎です

旧市庁舎

真ん中のピンクの建物には旧市街の紋章と「プラハ、王国の首都」と書かれた装飾

一分の家

旧市庁舎 一分の家

旧市庁舎の一番西の端の建物で16世紀にルネサンス様式に改築された一分の家

旧市庁舎 一分の家

スグラフィット装飾で人間や馬のだまし絵が施されています

スグラフィット装飾

16世紀半ばにイタリアからボヘミアに広がった装飾技術
木炭で色付けした黒い漆喰を塗り、その上に石灰で作られた白い塗料を塗る
乾いたら背景になる部分の白い塗料をかき削って人物などを白く残して装飾します

旧市庁舎 一分の家

塔の上から見下ろした一分の家

旧市庁舎の時計塔の仕掛け時計

旧市庁舎の天文時計

仕掛け人形、天文時計、カレンダー時計の3つの独立した仕掛け時計です

仕掛け人形

旧市庁舎の天文時計
旧市庁舎の天文時計

天使の両脇の窓が開き、死神が鳴らす鐘で12人の使徒が窓から顔を覗かせます
最後に一番上の鶏が鳴いて終わります

旧市庁舎の天文時計

15世紀に取り付けられた古いものなので、仕掛けは簡単です

旧市庁舎の天文時計

仕掛け人形が終わると同時に、塔の上でトランペットが奏でられます

天文時計(プラネタリウム)

旧市庁舎の天文時計

地球を中心とした天体の動きを示したプラネタリウム
年月日と時間を示しながら1年かけて時計盤がひとまわりします
さらに古いボヘミアの時刻、バビロンの時刻、ローマ数字で現在の時刻を示しています

旧市庁舎の天文時計
鏡を見ている虚栄を表すバニティと
ステッキと小銭袋を持ち貧欲を表すグリード
旧市庁舎の天文時計
骸骨が死神を示し
野蛮・残虐を象徴するターク

カレンダー時計(カレンダリウム)

旧市庁舎の天文時計

中心にプラハの紋章、周りに黄道十二宮と農村の四季の作業が描かれています
外側は365日を表し1目盛りずつ動きます

旧市庁舎の天文時計
歴史記録者と天使
旧市庁舎の天文時計
天文学者と哲学者

旧市庁舎の塔 Staroměstská radnice (Tower of Old Town Hall)

旧市庁舎の塔のエレベーター

昨夜に続き、旧市庁舎の塔に再び登ってみました

旧市庁舎の塔

旧市庁舎の塔の回廊は展望台になっています

旧市庁舎の塔

通路は細いです

旧市庁舎の塔からの景色

旧市街広場の中心のヤン・フス像やゴルツ・キンスキー宮殿やティーン教会が見渡せます

旧市庁舎の塔からの景色

ヤン・フス像

旧市庁舎の塔からの景色

火薬塔と市民会館方面

旧市庁舎の塔からの景色

聖ミクラーシュ教会とユダヤ人街方面

旧市庁舎の塔からの景色

ストラホフ修道院とプラハ城

前日に登った夜景はこちらです 旧市庁舎の塔からの夜景

27の白い十字架

27の白い十字架

旧市庁舎のティーン教会側の前の地面に描かれた27の白い十字架があります

27の白い十字架

Bilá Hora(白山)でカトリックの神聖ローマ帝国軍(ハプスブルク家)とプロテスタントのボヘミア貴族(チェコ側)が戦ったビーラー・ホラの戦いでボヘミア貴族側が敗れました
1621年、首謀者とみなされたボヘミアの貴族が旧市街広場で処刑されました
白い十字架は処刑された27人の貴族の首が置かれた所だと言われています

27の白い十字架

塔の上から見た27の白い十字架